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少し長くなりますがぜひご覧ください
1 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 22:26:35.08 ID:CeCJE13e0
人を恨み続けていたら、幼少の頃の友人を思い出した話
2 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 22:29:00.05 ID:CeCJE13e0
3年位前から体験したことを書こうと思う
あまり、おもしろくないかもしれないが
スレ立て初めてだからなんか変だったらすまん
あまり、おもしろくないかもしれないが
スレ立て初めてだからなんか変だったらすまん
3 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 22:35:20.17 ID:CeCJE13e0
うちの家系はとくに曰くとかなく普通
霊感持っている奴の話も聞いたことはない
幽霊の存在は信じてはいるが、俺も同じように霊感なんかもっていない
だけど一つ他の人より不思議なことはあったと思う
小さいころから、俺はよく正夢や繰り返しの夢、連続する夢を見る人間だった。
何人かの友達に聞いても、そんな夢を見る回数が多めだと思う
正夢といっても、くだらない日常の夢が一言一句正確に起こる夢なので特にドラマチックなことなどない。
霊感持っている奴の話も聞いたことはない
幽霊の存在は信じてはいるが、俺も同じように霊感なんかもっていない
だけど一つ他の人より不思議なことはあったと思う
小さいころから、俺はよく正夢や繰り返しの夢、連続する夢を見る人間だった。
何人かの友達に聞いても、そんな夢を見る回数が多めだと思う
正夢といっても、くだらない日常の夢が一言一句正確に起こる夢なので特にドラマチックなことなどない。
4 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 22:37:20.13 ID:CeCJE13e0
例えば、テストを返却されて国語が46点で「うわー、まじかよ」って思ったら、隣の女子は100点で、「私国語は得意なんだよね」って言ってるシーンとかである。
(理科や算数は俺のほうが得意だったから、「俺、算数とかは得意だ。国語はわかんねー」って張り合ってた?記憶もある)
(理科や算数は俺のほうが得意だったから、「俺、算数とかは得意だ。国語はわかんねー」って張り合ってた?記憶もある)
5 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 22:37:39.27 ID:CeCJE13e0
あとはよくある穴に落ちていく夢を連続して見たりとかである。
6 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 22:38:54.11 ID:CeCJE13e0
3年前、ちょうどコロナの感染が拡大し、不要不急の外出をみんなが控えるようになったころだった。
そのころ、仕事場で人間関係がなかなかうまくいかず、また友人関係でも大きな軋轢を抱えて、身辺がボロボロだったときだった。
全てが上手くいかずやけくそになり、いつも朝起きるだけでイライラしているようになっていたわけだが、ちょうどそのタイミングでコロナという一大パンデミックでリモート勤務になった。
そのころ、仕事場で人間関係がなかなかうまくいかず、また友人関係でも大きな軋轢を抱えて、身辺がボロボロだったときだった。
全てが上手くいかずやけくそになり、いつも朝起きるだけでイライラしているようになっていたわけだが、ちょうどそのタイミングでコロナという一大パンデミックでリモート勤務になった。
7 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 22:43:19.18 ID:CeCJE13e0
職場で嫌いな奴に顔を合わせなくなるのはよかったが、精神的にはボロボロで外にも出づらい状況、さらに友人関係もドロドロなのがさらに追い打ちをかけた。
いつも何か別のことを考えたり作業していないとふつふつと怒りがこみあげてきて、ムカついている奴に*って思い続けた
いつも何か別のことを考えたり作業していないとふつふつと怒りがこみあげてきて、ムカついている奴に*って思い続けた
8 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 22:45:11.25 ID:CeCJE13e0
そんなことが続いたある日、休日だが外出自粛でどこにも行きづらく家で昼寝をしているときだった。
不思議な夢を見た。
小学生のときの自分の夢だった。
ある女の子と図書館の書架の裏でこそこそ話している夢だった。
肩をくっつけあいながら楽しく話していた。
髪を後ろに束ねて出たおでこがかわいらしい女の子。
美少女ってほどではないし、外見は普通の女の子だけど、少しドキドキしていた。
不思議な夢を見た。
小学生のときの自分の夢だった。
ある女の子と図書館の書架の裏でこそこそ話している夢だった。
肩をくっつけあいながら楽しく話していた。
髪を後ろに束ねて出たおでこがかわいらしい女の子。
美少女ってほどではないし、外見は普通の女の子だけど、少しドキドキしていた。
9 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 22:46:25.13 ID:CeCJE13e0
そしてその夢は霞んでいき、やがて視界には見慣れた天井が映った。
夢か、なんて思いながらも心臓はあのときの高揚感があったままだった。
あの子は誰だろう。しばらくそんなことを考えていた。
そこから俺はしばらくその子の夢を見ることがあるようになる。
頻度自体は2週間に1回、多くて週1といった具合にだ。
夢か、なんて思いながらも心臓はあのときの高揚感があったままだった。
あの子は誰だろう。しばらくそんなことを考えていた。
そこから俺はしばらくその子の夢を見ることがあるようになる。
頻度自体は2週間に1回、多くて週1といった具合にだ。
10 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 22:48:19.44 ID:CeCJE13e0
同じ夢を見ているときもあれば、他の子も一緒に混ざって、鬼ごっこしていたときとかもあった。
誰なんだ。そんな気持ちと、少し恋しいような気持ちも感じていた。
夢から目覚めるごとに、心の中に切ない気持ちが残っていた。
先述した通り、連続する夢を見たことはあったが、ここまで繰り返し見たり、長く同じテーマが続くのも珍しかったように思う
誰なんだ。そんな気持ちと、少し恋しいような気持ちも感じていた。
夢から目覚めるごとに、心の中に切ない気持ちが残っていた。
先述した通り、連続する夢を見たことはあったが、ここまで繰り返し見たり、長く同じテーマが続くのも珍しかったように思う
11 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 22:49:50.13 ID:CeCJE13e0
同じ頃恐ろしい夢も見た。
そのころ大きな軋轢を抱えていたグループの奴らと、どこかの海岸でBBQをするのだが、ビーチで準備をしていると、友人の悲鳴が海のほうから聞こえ、何事かと思ってみると、たくさんの亡者(ゾンビというよりこの表現が正しいと思う、ほとんど骨の体に衣服と腐ってどろどろの肉がくっついた状態)が海からこちらにわらわらと迫ってきているというところで飛び起きた。
寝汗にまみれ、荒い息をしながら、恐ろしい状況だったことに震えていた。
そのころ大きな軋轢を抱えていたグループの奴らと、どこかの海岸でBBQをするのだが、ビーチで準備をしていると、友人の悲鳴が海のほうから聞こえ、何事かと思ってみると、たくさんの亡者(ゾンビというよりこの表現が正しいと思う、ほとんど骨の体に衣服と腐ってどろどろの肉がくっついた状態)が海からこちらにわらわらと迫ってきているというところで飛び起きた。
寝汗にまみれ、荒い息をしながら、恐ろしい状況だったことに震えていた。
12 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 22:51:33.55 ID:CeCJE13e0
とはいえ、夢というものは自分が経験したものや見たものを、寝ている間に脳が整理するので、めちゃくちゃな夢になるとは聞いたことはある。
見た夢の内容を整理すると、
・見知らむ駐車場
・BBQもしたことのあるメンバー
・海岸に下りる見知らぬ道
・その道に立ち並ぶ、廃屋とまだ人が棲んでいる家
・そこに繋がった先の海岸は、有名な心霊スポットでいわくつきの海岸で、写真で見たことがあるだけ
という内容だった。
見た夢の内容を整理すると、
・見知らむ駐車場
・BBQもしたことのあるメンバー
・海岸に下りる見知らぬ道
・その道に立ち並ぶ、廃屋とまだ人が棲んでいる家
・そこに繋がった先の海岸は、有名な心霊スポットでいわくつきの海岸で、写真で見たことがあるだけ
という内容だった。
13 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 22:55:10.46 ID:CeCJE13e0
また、不思議な体験もいくつもした。
ひとつ一番怖かったものを。
まだパンデミック下ではあったが、離れた街の中華屋に久しぶりに行きたくなり、自転車で出かけた時だった。
その町までは川を挟んでいることもあり、何か所か道中に橋がある。
いくつかルートがあるが、その中のルートの一つに心霊スポットとしても有名な橋を通るルートがあった。
今の自分の状況だと、精神的にも弱ってるのし、変な夢にうなされているから、霊障とかもろにうけるかもしれないなと思い、別のルートで行くことにした。
それから数十分後、果たして俺は。その橋の目の前にいた。
ひとつ一番怖かったものを。
まだパンデミック下ではあったが、離れた街の中華屋に久しぶりに行きたくなり、自転車で出かけた時だった。
その町までは川を挟んでいることもあり、何か所か道中に橋がある。
いくつかルートがあるが、その中のルートの一つに心霊スポットとしても有名な橋を通るルートがあった。
今の自分の状況だと、精神的にも弱ってるのし、変な夢にうなされているから、霊障とかもろにうけるかもしれないなと思い、別のルートで行くことにした。
それから数十分後、果たして俺は。その橋の目の前にいた。
14 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 22:56:26.86 ID:CeCJE13e0
俺はこの橋の付近に頻繁に来るわけではないが、通ったこともあるし、土地勘もあったので、なぜ避けようとした橋が今目の前にあるのか不思議でしょうがなかった。
めちゃくちゃビビりながら、その橋を渡ったのは言うまでもない。
結局特に何も起こらなかったが。
その後、目的地で食事して、久しぶりの好きなご飯に舌鼓をうち、帰路に就いた。
心霊スポットの橋は、避けようとしても無駄だろうという気持ちになってたので、多少びくびくしながらも普通に通った。
めちゃくちゃビビりながら、その橋を渡ったのは言うまでもない。
結局特に何も起こらなかったが。
その後、目的地で食事して、久しぶりの好きなご飯に舌鼓をうち、帰路に就いた。
心霊スポットの橋は、避けようとしても無駄だろうという気持ちになってたので、多少びくびくしながらも普通に通った。
15 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 22:58:02.81 ID:CeCJE13e0
そのまま帰り、自宅にいたる最後の橋を渡っているときだった。
橋を渡った先に川沿いに通じる道があるが、そこから黄色いレインコートを着た男性と思われる人が歩いてきた。
橋から降りたさきは、自転車を押して歩かないと危ないため、途中で降りて自転車をおしながら歩いていた。
男性より先にこちらが前を横切り、俺の後ろ側を男性が通過しようとしたのが視界の端に見えた。
そのまま数歩進んでハタと気づいた。
今日は雨が降っていない。
そして、男性が進んだ先は車道で、車通りもそこそこある。
振り向いた先には、男性の姿はもうなかった。
自転車をそこに置き、車道向こうを見渡しても、橋の下を見てもそこに黄色いレインコートの男はいなかった。
僅か数秒の間に完全に姿を消せるわけがない場所だった。
マジかよ。そう思いながら足早にその橋を後にしたのだった。
橋を渡った先に川沿いに通じる道があるが、そこから黄色いレインコートを着た男性と思われる人が歩いてきた。
橋から降りたさきは、自転車を押して歩かないと危ないため、途中で降りて自転車をおしながら歩いていた。
男性より先にこちらが前を横切り、俺の後ろ側を男性が通過しようとしたのが視界の端に見えた。
そのまま数歩進んでハタと気づいた。
今日は雨が降っていない。
そして、男性が進んだ先は車道で、車通りもそこそこある。
振り向いた先には、男性の姿はもうなかった。
自転車をそこに置き、車道向こうを見渡しても、橋の下を見てもそこに黄色いレインコートの男はいなかった。
僅か数秒の間に完全に姿を消せるわけがない場所だった。
マジかよ。そう思いながら足早にその橋を後にしたのだった。
16 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 23:00:54.51 ID:CeCJE13e0
そんなことがあってからもしばらく悪夢や不思議な体験をする。
あの女の子の夢もまだ見ていた。
実家からこんな状況(コロナ)だが、たまには顔を見せろと言われ、ある休日に実家に帰った。
家に入る前にカバンと俺自身をいっぱい消毒してから入れられた。
食事を終え、久々に色々話したあと、俺は小学校時代のアルバムを探した。
もちろん例の女の子を知るためだ。
だが、アルバムは見つけたがお目当ての女の子はわからなかった。
自分のクラス、他のクラスを見てもわからない。
そもそも1学年100人くらいいるとはいえ、当時他のクラスにも遊びに行っていたから、他のクラスの女子とも顔見知りではあったし、名前は覚えてなくても、存在に覚えはあるはずだった。
あの女の子の夢もまだ見ていた。
実家からこんな状況(コロナ)だが、たまには顔を見せろと言われ、ある休日に実家に帰った。
家に入る前にカバンと俺自身をいっぱい消毒してから入れられた。
食事を終え、久々に色々話したあと、俺は小学校時代のアルバムを探した。
もちろん例の女の子を知るためだ。
だが、アルバムは見つけたがお目当ての女の子はわからなかった。
自分のクラス、他のクラスを見てもわからない。
そもそも1学年100人くらいいるとはいえ、当時他のクラスにも遊びに行っていたから、他のクラスの女子とも顔見知りではあったし、名前は覚えてなくても、存在に覚えはあるはずだった。
17 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 23:02:36.73 ID:CeCJE13e0
あの子は誰なんだろう。他の学年の子だったのだろうか。
夜、散歩に出かけた。
自分の小学校時代に思いをはせながら、母校の登下校道を過去の自分をなぞる様に歩いた
小学校までは当時の半分の時間でついた。
大人になっちまったんだなと思いながら、何もかもが記憶より小さいものを外から眺めながら、周りを歩いた。
図書室は奥のほうにあるので見えないが、昔はよく本を読んでいたななんて思いながら、ふとあることを思い出した。
夜、散歩に出かけた。
自分の小学校時代に思いをはせながら、母校の登下校道を過去の自分をなぞる様に歩いた
小学校までは当時の半分の時間でついた。
大人になっちまったんだなと思いながら、何もかもが記憶より小さいものを外から眺めながら、周りを歩いた。
図書室は奥のほうにあるので見えないが、昔はよく本を読んでいたななんて思いながら、ふとあることを思い出した。
18 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 23:04:49.68 ID:CeCJE13e0
そういえば、卒業するまでにも何人か転校することあったよな。
単純なことだった。
思えば、当時少し好きだった女の子が転校したこともあったけ。
じゃああの子も転校していた可能性が高い。
思い出してみれば記憶の自分や女の子、友達は恐らく低学年のころだ
低学年の頃に引っ越ししてしまったのなら、忘れているのも無理ないのかもしれない
単純なことだった。
思えば、当時少し好きだった女の子が転校したこともあったけ。
じゃああの子も転校していた可能性が高い。
思い出してみれば記憶の自分や女の子、友達は恐らく低学年のころだ
低学年の頃に引っ越ししてしまったのなら、忘れているのも無理ないのかもしれない
20 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 23:06:41.17 ID:CeCJE13e0
一時休憩
なんか物音が増えてきた
なんか物音が増えてきた
21 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 23:07:46.15 ID:CeCJE13e0
そして実家から帰った日の夜、再びその子の夢を見た。
いつもよりも鮮明な夢だった。
夢の中で俺はその子の名前を呼んでいた。
ひでみ。たしかにそう言っていた。
いつもよりも鮮明な夢だった。
夢の中で俺はその子の名前を呼んでいた。
ひでみ。たしかにそう言っていた。
22 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 23:08:39.41 ID:CeCJE13e0
ひでみの夢はそれからも見る。
だが、そこから俺が登場しない夢をよく見るようになった。
ひでみが見知らぬ街で浴衣を着て祭りにいる夢。
ひでみは笑いながら、俺の手を引いて色々な家の人と話していた。
流石にこの風景はないな、ついに脳が捏造し始めたかなんて思いながら過ごしていた。
だが、そこから俺が登場しない夢をよく見るようになった。
ひでみが見知らぬ街で浴衣を着て祭りにいる夢。
ひでみは笑いながら、俺の手を引いて色々な家の人と話していた。
流石にこの風景はないな、ついに脳が捏造し始めたかなんて思いながら過ごしていた。
24 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 23:10:40.64 ID:CeCJE13e0
そのころ、今までとは違う体験をする。
皿洗いをしているときに、途端に強烈なビジョンが見えた。
そのころ、大きな軋轢を抱えた友人グループは分裂し、あまり良いとは言えない形で収束していたが、
俺と継続して関わりのある友人同士(男女)が笑いながら、赤ちゃんを抱えている景色だった。
白昼夢というものなのだろうか。
だが、なんとなく二人は結婚するのかもしれないと思った。
事実、女の子のほうは片思いしていたのだった。
もしこれが予知夢なのだとしたら、起きているときに見たのは初めてだった。
皿洗いをしているときに、途端に強烈なビジョンが見えた。
そのころ、大きな軋轢を抱えた友人グループは分裂し、あまり良いとは言えない形で収束していたが、
俺と継続して関わりのある友人同士(男女)が笑いながら、赤ちゃんを抱えている景色だった。
白昼夢というものなのだろうか。
だが、なんとなく二人は結婚するのかもしれないと思った。
事実、女の子のほうは片思いしていたのだった。
もしこれが予知夢なのだとしたら、起きているときに見たのは初めてだった。
26 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 23:12:18.12 ID:CeCJE13e0
また、そんなことが続いたからか。
元々オカルト好きな俺は、もう何度目かわからない自分の中で心霊ブームになって、
youtubeで心霊スポット探索や2chの怖い話の読み上げ動画とか見ていた。
そして、動画にコメントしたりするようになる。
元々オカルト好きな俺は、もう何度目かわからない自分の中で心霊ブームになって、
youtubeで心霊スポット探索や2chの怖い話の読み上げ動画とか見ていた。
そして、動画にコメントしたりするようになる。
28 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 23:14:31.14 ID:CeCJE13e0
そしてある日、昼下がりに強烈な眠気に襲われ、昼寝をしたときだった。
また祭りの夢だったが、いつもあいまいに夢は終わるのに、その日は違った。
なんだか立派な木の下で、ひでみと俺は話した。そして何か約束をしていた。
二人で大きな木を見上げ、「でっかい木だね」
そんなことを言ったあとに、景色は霞んだ。
二人で大きな木を見上げ、「でっかい木だね」
そんなことを言ったあとに、景色は霞んだ。
ああ、また夢か。
余談だが、夢を見ているときに夢と思ったことはあまりない。
夢の中ではいつも現実だと思い、非常識な夢でも本当のことのように夢の自分は受け入れている。
だから、夢が覚めた時は少しまだ夢の余韻は引きづっている。
また祭りの夢だったが、いつもあいまいに夢は終わるのに、その日は違った。
なんだか立派な木の下で、ひでみと俺は話した。そして何か約束をしていた。
二人で大きな木を見上げ、「でっかい木だね」
そんなことを言ったあとに、景色は霞んだ。
二人で大きな木を見上げ、「でっかい木だね」
そんなことを言ったあとに、景色は霞んだ。
ああ、また夢か。
余談だが、夢を見ているときに夢と思ったことはあまりない。
夢の中ではいつも現実だと思い、非常識な夢でも本当のことのように夢の自分は受け入れている。
だから、夢が覚めた時は少しまだ夢の余韻は引きづっている。
31 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 23:16:36.20 ID:CeCJE13e0
だから、これも夢の続きなのかと最初は思いたかった。
身体が動かない。
手も足も動かず、冷たい汗がダラダラと流れる。
これが金縛りか。
初めての体験だった。
少し怖くなった。
そのまま、数分が経っただろうか。
目が薄っすらと開くようになってきた。
そして気づいた。
枕元に青いスカートに白いシャツ、グレーのニットの女が立っている。
それに気づいた途端にもの凄い恐怖に駆られた。
身体が動かない。
手も足も動かず、冷たい汗がダラダラと流れる。
これが金縛りか。
初めての体験だった。
少し怖くなった。
そのまま、数分が経っただろうか。
目が薄っすらと開くようになってきた。
そして気づいた。
枕元に青いスカートに白いシャツ、グレーのニットの女が立っている。
それに気づいた途端にもの凄い恐怖に駆られた。
32 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 23:18:58.24 ID:CeCJE13e0
めちゃくちゃ怖かったが、同時にその女性が少しかわいく見えた。
やがて、体が少しずつ動くようになってきたが、女は依然としてそこに立っていた。
同時に、だんだんと腹が立ってきた。
ここは俺の家なのに、なんで知らない女にビビらなきゃいけないんだ
そして完全に体が動きそうになった感覚を確かめてから、雄たけびを挙げて女に掴みかかった。
そのまま、自分が寝ていたベッドにたたきつける。
そのまま女に再びつかみかかろうとしたときだった。
やがて、体が少しずつ動くようになってきたが、女は依然としてそこに立っていた。
同時に、だんだんと腹が立ってきた。
ここは俺の家なのに、なんで知らない女にビビらなきゃいけないんだ
そして完全に体が動きそうになった感覚を確かめてから、雄たけびを挙げて女に掴みかかった。
そのまま、自分が寝ていたベッドにたたきつける。
そのまま女に再びつかみかかろうとしたときだった。
33 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 23:20:35.05 ID:CeCJE13e0
だんだんと感覚が遠のいていき、自分がベッドに寝ているのがわかった。
なんだ夢だったのか。
全身が冷たい汗まみれだった。
今までに見た夢の中で一番怖かったな、そんなことを思いながら起き上がろうとすると、体が動かなかった。
首筋に悪寒が走った。
何をしようとしても全く動かない。
さっきの夢の中より体ががっちりと固められた様に動かず、そして恐怖心でいっぱいだった。
まぶたがまた薄っすらと開くようになった。
枕元には、女が立っていた。
そのまま俺はしばらくそこから動けず、動けるようになったころに女は消えた。
もうすっかり夕暮れになっていた。
なんだ夢だったのか。
全身が冷たい汗まみれだった。
今までに見た夢の中で一番怖かったな、そんなことを思いながら起き上がろうとすると、体が動かなかった。
首筋に悪寒が走った。
何をしようとしても全く動かない。
さっきの夢の中より体ががっちりと固められた様に動かず、そして恐怖心でいっぱいだった。
まぶたがまた薄っすらと開くようになった。
枕元には、女が立っていた。
そのまま俺はしばらくそこから動けず、動けるようになったころに女は消えた。
もうすっかり夕暮れになっていた。
34 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 23:25:27.40 ID:CeCJE13e0
同じ日の夜、また夢を見た。
あの木の下から見上げている夢だった。
木から白っぽい服をきた女が力なくぶら下がっていた。
俺は夢の中で相当にショックを受けていたように思う。
そのまま動けずぼーっと見ていると、深い穴に落ちていくように視界が*アウトしていき、気づいたら、目の前に住宅街と海岸と海が広がっていた。
あの木の下から見上げている夢だった。
木から白っぽい服をきた女が力なくぶら下がっていた。
俺は夢の中で相当にショックを受けていたように思う。
そのまま動けずぼーっと見ていると、深い穴に落ちていくように視界が*アウトしていき、気づいたら、目の前に住宅街と海岸と海が広がっていた。
35 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 23:29:05.98 ID:CeCJE13e0
いつかの夢でBBQをしようとした海岸だった。
横を見れば海岸に沿うように道が横に行き、途中でUターンしながら、下の海岸につながっている。
俺はそっちの道に歩き出した。
道の海側のほうは進むにつれ、木片が多くなり、やがて大きな構造物が増えていき、崩れた廃屋になり、まだ住めそうな空き家になり、人がまだ住んでいる気配のする家になっていった。
まるで、ダーウィンの進化論を逆行するかのような、廃墟から普通に住んでいる家までのグラデーションだった。
だけど、実はこの場所には何回も夢で訪れている。
前に見た夢では、建物からずっと誰かに覗かれ続けていてとても不気味だった。
だから、誰かがいたとしても関わろうとは思わなかった。
横を見れば海岸に沿うように道が横に行き、途中でUターンしながら、下の海岸につながっている。
俺はそっちの道に歩き出した。
道の海側のほうは進むにつれ、木片が多くなり、やがて大きな構造物が増えていき、崩れた廃屋になり、まだ住めそうな空き家になり、人がまだ住んでいる気配のする家になっていった。
まるで、ダーウィンの進化論を逆行するかのような、廃墟から普通に住んでいる家までのグラデーションだった。
だけど、実はこの場所には何回も夢で訪れている。
前に見た夢では、建物からずっと誰かに覗かれ続けていてとても不気味だった。
だから、誰かがいたとしても関わろうとは思わなかった。
36 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 23:31:36.04 ID:CeCJE13e0
Uターンする道を通り、海岸沿いの道に出た。
海を見つめ、そっちに行きたくないと思った。
理由はまあBBQの夢のときの件で
自分が立っていた崖側のほうを見れば、3本の道が崖の上に伸びるようにある。
真ん中の道を選択して歩いた。今にして思えば空間の広がりが異常だった。
海を背にして坂道の住宅街を歩いていると、左側の家がなくなり、立派な石垣に代わっていた。
右側は立派な住宅が立ち並ぶ、突き当りから左側に道が曲がったので、左を向くと幅の広い石段になり、
すぐに右に曲がる様に階段が続いたあとに再び坂道に戻る様子が見えた。
海を見つめ、そっちに行きたくないと思った。
理由はまあBBQの夢のときの件で
自分が立っていた崖側のほうを見れば、3本の道が崖の上に伸びるようにある。
真ん中の道を選択して歩いた。今にして思えば空間の広がりが異常だった。
海を背にして坂道の住宅街を歩いていると、左側の家がなくなり、立派な石垣に代わっていた。
右側は立派な住宅が立ち並ぶ、突き当りから左側に道が曲がったので、左を向くと幅の広い石段になり、
すぐに右に曲がる様に階段が続いたあとに再び坂道に戻る様子が見えた。
37 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 23:33:48.59 ID:CeCJE13e0
そしてその右に曲がる前の段に和服を着た優しそうな、なんだかかっこいいおじいさんがいた。
そのおじいさんのいるところまで進むと、おじいさんは言った。
「よく来たね。上がっていきなさい。」
おじいさんは、俺の左手をとると1歩先を歩き始めた。
石垣は坂の途中で無くなるように消えるのが見え、右側にはもう建物はない
道の先には石が左右に立ち、門となっているのが見え、門の中には木造の平屋があるのがわかった。
おじいさんに掴まれながら進む俺は違和感に気づいた。
まず、捕まれた左手が冷たく、そして景色から彩度がなくなり、どんどんセピア色のように褪せていくのがわかった。
そのおじいさんのいるところまで進むと、おじいさんは言った。
「よく来たね。上がっていきなさい。」
おじいさんは、俺の左手をとると1歩先を歩き始めた。
石垣は坂の途中で無くなるように消えるのが見え、右側にはもう建物はない
道の先には石が左右に立ち、門となっているのが見え、門の中には木造の平屋があるのがわかった。
おじいさんに掴まれながら進む俺は違和感に気づいた。
まず、捕まれた左手が冷たく、そして景色から彩度がなくなり、どんどんセピア色のように褪せていくのがわかった。
38 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 23:35:20.03 ID:CeCJE13e0
その門に近づくにつれ、その先に行ってはいけないこと気がしてきた。
俺は怖くなり、抵抗すると、おじいさんは立ち止まり、俺を向いて
「なんだ?行きたくないのか?」
と聞いてきたので、俺は頷いた。
おじいさんは「そうか」とだけ言うと、仕方ないというように
では坂まで送ろう、と言って元来た道を戻り始めた。
景色にだんだん色が戻り、左に曲がる道まで来たときにおじいさんは手を離した。
俺は怖くなり、抵抗すると、おじいさんは立ち止まり、俺を向いて
「なんだ?行きたくないのか?」
と聞いてきたので、俺は頷いた。
おじいさんは「そうか」とだけ言うと、仕方ないというように
では坂まで送ろう、と言って元来た道を戻り始めた。
景色にだんだん色が戻り、左に曲がる道まで来たときにおじいさんは手を離した。
39 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 23:37:13.54 ID:CeCJE13e0
おじいさんに別れを告げ、元来た道を戻ろうと3歩くらい進んだときに、後ろから
「あともう少しだったんだけどな」
という声が聞こえた。
背中にぞくっと嫌な感じがしたところで目が覚めた。
いつも薄っすらと覚醒が多いが、急に眼が覚めたという感じだった。
今まで見た夢で一番リアリティを感じる夢だった。
真っ暗な部屋の中、起き上がるとわずかに地面が揺れているのがわかった。
トイレに行きながら、スマホで検索すると震度1程度の地震が来ていた。
そして、左手だけが異常に冷えていることに気づいた。
「あともう少しだったんだけどな」
という声が聞こえた。
背中にぞくっと嫌な感じがしたところで目が覚めた。
いつも薄っすらと覚醒が多いが、急に眼が覚めたという感じだった。
今まで見た夢で一番リアリティを感じる夢だった。
真っ暗な部屋の中、起き上がるとわずかに地面が揺れているのがわかった。
トイレに行きながら、スマホで検索すると震度1程度の地震が来ていた。
そして、左手だけが異常に冷えていることに気づいた。
43 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 23:50:35.39 ID:CeCJE13e0
それからは頻繁に悪夢を見ることはなくなった。
ひでみの夢を見ることもなくなった。
結局あれから色々調べても見たがよくわからなかった。
今も繋がりのある友人に、ひでみのことを聞いてみても覚えている奴はいなかった。
一つだけ言えるのは、あのとき連れていかれそうになっていたのだろうことは間違いないんだろうなとは思う。
それから1年が経った頃、俺はまともな職場に転職し、友人関係の軋轢も収まり、誰かを恨み続けるような心境がなくなると不思議な体験や悪夢も減った。
そしてひとつひでみのことを思い出した。
彼女には弟がいて、一緒に遊んでいたことを。
1年半後、友人たちは婚約をした。
そして、頻度はかなり減ったが、たまに奇妙な現象に見舞われることは今も続いている。
ひでみの夢を見ることもなくなった。
結局あれから色々調べても見たがよくわからなかった。
今も繋がりのある友人に、ひでみのことを聞いてみても覚えている奴はいなかった。
一つだけ言えるのは、あのとき連れていかれそうになっていたのだろうことは間違いないんだろうなとは思う。
それから1年が経った頃、俺はまともな職場に転職し、友人関係の軋轢も収まり、誰かを恨み続けるような心境がなくなると不思議な体験や悪夢も減った。
そしてひとつひでみのことを思い出した。
彼女には弟がいて、一緒に遊んでいたことを。
1年半後、友人たちは婚約をした。
そして、頻度はかなり減ったが、たまに奇妙な現象に見舞われることは今も続いている。
44 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 23:51:11.40 ID:4xaeVYKx0
どういった関係なのか?
45 本当にあった怖い名無し :2023/11/22(水) 23:53:55.79 ID:CeCJE13e0
以上となる
もしツベのコメ欄から来た人がいるのなら、待たせてしまって申し訳ない
嘘と思ってくれても別に構わないが、本当に体験したことを書いてみた
ここまで読んでくれてありがとう
もしツベのコメ欄から来た人がいるのなら、待たせてしまって申し訳ない
嘘と思ってくれても別に構わないが、本当に体験したことを書いてみた
ここまで読んでくれてありがとう
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